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スマートフォン横持ち用グリップと冷却ファン,バッテリーがセットになった「スマクール」を試す。意外とアリかも
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印刷2017/02/18 00:00

レビュー

スマホ横持ち用グリップと冷却ファン,バッテリーがセットで1980円。これはアリ?

スマクール

Text by 林 佑樹


スマクール(型番:PCLPDGR4)
メーカー:未公開
問い合わせ先:サンコーレアモノショップ
購入価格:1980円(税込)
スマートフォン横持ち用グリップと冷却ファン,バッテリーがセットになった「スマクール」を試す。意外とアリかも
 あらためて言うまでもないことだが,スマートフォン向けゲームの画面構成は,縦画面か横画面のどちらか,もしくは両方の切り替え式が主流である。
 片手でスマートフォンを持ってもう片方の手で操作する,もしくは片手でスマートフォンを持って操作も行う前提の縦画面用タイトルは,それほど複雑でない操作系を持っていることが多い。それに対して,横画面を採用するタイトルの場合,両手でスマートフォンをホールドして,忙しく両手の親指(など)を使うことになるケースが多いわけだが,それだけに,握り心地がしっくりこないと,プレイしていていろいろ差し障りが出やすかったりする。
 これは,据え置き型ゲーム機的な路線のタイトルほど顕著で,快適なプレイ環境を考えると,さっと使えて,使わないときには外せるグリップ的なデバイスが欲しくなってしまう。

 今回取り上げるサンコーレアモノショップの「スマクール」(型番:PCLPDGR4)は,まさにそんな「スマートフォンの横持ち時に使えるグリップ的なデバイス」の1つである。1980円(税込)で購入し,使ってみたので,その結果をお伝えしてみたい。条件付きながら,チェックに値する製品だ。


スマートフォンを選ぶものの,親指での操作性は格段に向上


本体正面から
スマートフォン横持ち用グリップと冷却ファン,バッテリーがセットになった「スマクール」を試す。意外とアリかも
 スマクールは,グリップハンドルの“上”に,スマートフォン端末をマウントするスペースを持つ製品で,机上に横置きのうえ,最も長いところで計測した実測サイズは155(W)×120(D)×30(H)mm,実測重量は156gとなっている。一般的な外付けグリップ的なデバイスと比べて重いのは,スマートフォン冷却用のファン2基を搭載し,さらにスマートフォン充電用となる2000mAh仕様のバッテリーを内蔵するためだ。

本体正面向かって左側面にUSB Micro-Bポートがある。これは内蔵バッテリーの充電用
スマートフォン横持ち用グリップと冷却ファン,バッテリーがセットになった「スマクール」を試す。意外とアリかも
 ただ実際には,本体の重心がグリップ寄りにあるため,それほどの重さは感じない。スマートフォンを取り付けても,重心はトップヘビーにならず,たとえば「iPhone 7 Plus」を取り付けても,せいぜい本体中央にある「vogoge」ロゴ――メーカーロゴだろうか――の1cmくらい1cmくらい奥に重心は留まってくれるので,持っていて妙に疲れる感じはしなかった。
 ちなみに,本体には細かな調整こそ非対応ながらスタンドもあるので,Bluetooth接続型キーボードの奥にスマートフォンを横置きで立てかける,的な用途にも対応できる。

スマートフォン横持ち用グリップと冷却ファン,バッテリーがセットになった「スマクール」を試す。意外とアリかも
本体を立てた状態で正面向かって底面側左寄りのところにあるUSB Type-Aポートはスマートフォン充電用
スマートフォン横持ち用グリップと冷却ファン,バッテリーがセットになった「スマクール」を試す。意外とアリかも
こちらがスタンドを立てたところ。見てのとおり簡易的だが,ないよりはあったほうがいい

 端末の固定には,本体を立てた状態で正面向かって上部にある留め具を利用する。よくある,バネを使ったテンションがかかったタイプで,これを引っ張ると,短辺80mm,厚み9mmまでのスマートフォンを挟むことができる。短辺側の制限に余裕があるため,よほどのことがない限り,ジャケットを装着したままでもスマートフォンを固定可能だ。

留め具は実測約35mm引き出せる(左)。右はDeff製バンパー「CLEAVE」付きのiPhone 7 Plusを固定したところである。特殊形状のバンパー/ジャケットを装着したでもご覧のとおり,問題なく固定できた
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 この仕様だと,スマートフォンによっては側面のボタンを長押し状態になってしまうのではないかと思うかもしれないが,留め具の反対側にはわずかな突起があり,裸の状態のスマートフォンであれば,ほぼ問題なく側面ボタンの“誤爆”を回避できるようにもなっていた。ただ,ジャケット装着時は,ジャケットの形状次第で,ここに追加でスペーサー(というか,小さなゴム脚など)を噛ませたほうがいいかもしれない。

スマートフォン固定部にある,わずかな突起(左)。右は5.5インチ液晶パネル搭載のZTE製端末「AXON 7」を取り付けたところ。本体側面にボタンを持つ端末でも,ボタンの“誤爆”は生じなかった
スマートフォン横持ち用グリップと冷却ファン,バッテリーがセットになった「スマクール」を試す。意外とアリかも スマートフォン横持ち用グリップと冷却ファン,バッテリーがセットになった「スマクール」を試す。意外とアリかも

 いろいろ試した限りだと,スマクールはiPhoneの装着を前提にしているようだった。というのも,iPhone 7 Plusの場合はガッツリと固定でき,プレイ時に端末の位置がズレるといったこともなかったからだ。
 一方,Androidだと,フラットに近い形状なら問題ないのだが,ラウンドフォルムを採用する端末だとプレイ中に外れてしまいやすかった。

iPhone 7 Plusだと,あつらえたかのような安定感がある。対してAXON 7だと,側面および背面の形状もあって,プレイ時の安定性は今ひとつだった。スタンドに置いて動画を見る,くらいなら問題はないのだが
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両親指プレイ派は,人差し指で端末を保持しなくてよいため,親指を動かしやすくなる
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 実際のプレイしやすさは,例によって「アイドル マスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(Android / iOS,以下 デレステ)でチェックしてみたが,やはり,両手でスマートフォンを横持ちしてプレイするタイトルだと,大型のグリップハンドルを持つメリットは大きい。スマートフォンをスマクール側にしっかり固定できている限り,ユーザーは手のひらと人差し指以降の指でグリップハンドルを挟むように持つだけで,親指の操作性が格段に向上する。

 今回はもう1本「Fate/Grand Order」(Android / iOS)でもスマクールを使ってみたが,

  • APの回復まではスタンドを利用してキーボード前に端末を置いて,動画視聴。APが回復したら,そのままプレイ再開

といったことにも向いている。使ってみると分かるのだが,スタンドが見た目の割りにしっかりした作りで,これは存外大きい。

 ファンの冷却性能については,結論から先に言うと,劇的な効果を確認することはできなかった。
 今回は,室温20℃の環境において,iPhone 7 Plueからデレステを5回連続でプレイしてみたが,

  • スマクールなし:プレイ開始前23℃,5回連続プレイ後38℃
  • スマクールあり:プレイ開始前23℃,5回連続プレイ後34℃

であって,「まあ,効果はなくはない」というレベルである。ファンの配置からすると,4〜5インチクラスのスマートフォンだと,ちょうどSoC(System-on-a-Chip)のある位置にファンのエアフローが直接当たりそうだが,しかし現状でスマートフォンの主力サイズは5.5インチクラス以上なので,劇的な効果がないのもやむなしだろう。
 なお,ファンはもちろん内蔵バッテリーで動く仕様で,背面のスライドスイッチによりオン/オフを切り替え可能。バッテリー駆動時間は最大8時間とのことだ。夏場には,活躍してくれるかもしれない。


スマートフォンへの給電中は本体背面のインジケータが光る
スマートフォン横持ち用グリップと冷却ファン,バッテリーがセットになった「スマクール」を試す。意外とアリかも
 最後に,内蔵バッテリーを用いたスマートフォン充電機能をチェックしておこう。
 スマクールの背面には給電中であることを示すインジケータが組み込んであり,スマートフォン側が満充電になるか,内蔵バッテリーを使い切った場合には消灯する。給電性能は5V/1Aなので,ゲームタイトルによっては,充電というより,バッテリー残量の低下速度が緩やかになる程度かもしれないが,それでも,2000mAhのバッテリーを,ファンを回すだけでなく,充電用にも使えるのは,もしものときのメリットとなるだろう。

スマートフォン横持ち用グリップと冷却ファン,バッテリーがセットになった「スマクール」を試す。意外とアリかも
製品ボックスに付属のUSB Type-A−USB Micro-Bケーブル。本体側バッテリーの充電用ということなのだろうが,USB Micro-B端子を持つAndroidスマートフォンの充電にも利用できる
スマートフォン横持ち用グリップと冷却ファン,バッテリーがセットになった「スマクール」を試す。意外とアリかも
給電性能をチェックしてみたところ。0.96Aなので,規格値どおりの結果だったと述べていいだろう。いわゆる高速充電などは行えない


万人向けではないが,割といい


製品ボックス
スマートフォン横持ち用グリップと冷却ファン,バッテリーがセットになった「スマクール」を試す。意外とアリかも
 製品としては,スマートフォンをグリップしつつ,冷却も行い,ついでに充電も……という欲張りな製品だが,ゲーマーとしては,グリップハンドルだけを目的に購入してもいい製品というのが,テストを通じてのまとめになりそうだ。
 前段で触れたとおり,スマートフォンの形状を選び,合わない端末だととことん合わないというハードルの高さはあるのだが,横持ちでデレステなどをプレイしていて,毎度持ち方を試行錯誤しているような人であれば,スコアアップを狙えるアクセサリとして導入を検討する価値があるように思う。

 冷却能力は劇的でこそないものの,あるにはあるので,低コストで,スマートフォンのゲーム環境をカスタマイズしてみたいと考えているのであれば,チェックしてみてはどうだろうか。

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サンコーレアモノショップのスマクール製品情報ページ

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